【画廊弁当】おもてなしにインスピレーションを!
おもてなしは人それぞれである。相手を思う気持ち、喜ばせたいという気持ちを代弁するには表現方法がもっと自由であってほしい。
お弁当を並べれば、ギャラリーに一変。
今回3年ぶりにリリースする新シリーズの「画廊弁当」は、これまでの可愛いイメージとは異なる方向から、おもてなしにインスピレーションを与える、よりスタイリッシュで大人ポップなデザインに仕上げました。
画廊弁当は撮影現場のオアシスを変える
humihosokawaあらため、細川出飯社が創業以来大切にしてきたアイデンティティは、お弁当がギフトであるということをいつも念頭に、コンセプトのあるお弁当をつくるということです。
これまで数々の現場で積み上げられるお弁当の置かれたテーブルが、忙しく働く全ての人のオアシスのように見えていました。
1つ1つはギフトのように、そして数があつまればそこは空間に。画廊弁当は、現場に新しい景色を作り出し、アートに触れるギャラリーに一変します。
性別や年齢を問わないデザインとともに、お弁当の献立も鮭や鯖といったお米が進む代名詞から、そば飯とチキン、バターコーンをのせたトンテキなど少年少女の心を思い出させる内容となっております。
今回のイラストレーションは・・
今回のイラストレーションは、クボグラフィックスの久保雅由さんです。
白いキャンパスに、日常で触れる断片を白と黒で描かきあげる久保さんのイラスト。そのシンプルさの奥行きに影響を受けて出来上がった今回のお弁当は、白米と食べて美味しいと思うものだけをまっすぐな気持ちで箱に詰めました。
ランチタイムに突然現れる新たなアート体験、ボリューム満点のお弁当と共にお楽しみください。
制作の裏話と細川の小言
今回、細川は久保さんが開催するギャラリーへ、ご縁をいただき訪問させていただきました。
展示されるイラストで目を引くもののほとんどは、私たちが日常的に接している「場所」「景色」「人」。それらが白黒でポップに描かれていました。
その空間の中にいることの心地よさはもちろんのことですが、もしこのイラストが表紙となるお弁当の中身にはきっと、日常で経験する美味しいもの、昔から好きなもの、食べるとほっこりと幸せになるもの・・そういうものが入っていてほしかった。
素材の本来の形、美味しそうと感じさせる過去の美味しい記憶・・・。シンプルというのは、目に入る情報だけでなく、過去から真っ直ぐつながっているもの、美しいものが美しい、好きなものが好きという混じり気のないことなのかもしれないません。
この答えに辿り着くまでたくさんの回り道がありました。その都度、何度も何度も久保さんとお話しを重ねさせてもらいやっと出来上がったということは、ここだけの制作の裏話です。